あおい薬品

寿命は使い切った…だが、そこから歴史を動かした!

平均寿命を使い切った、その瞬間から30年、時代を変え続けた男がいた。

歴史が動くその時、「人生50年の時代」に、男はすでに56歳になっていた… 常識を覆し、戦国の世の幕を切って落とした男、北条早雲。

彼は決して、無謀な老人ではない。動乱の京で幕府の裏側を見てきた男だからこそ、混沌の果てにある「新しい秩序」を誰よりも早く見通していたのだ。今川家の家督争いを収めた早雲は、駿河で長い下積みを経て、力を蓄え、人脈を築く。すべては、伊豆の地を奪うその瞬間のために。 56歳という年齢は、彼にとっての成熟の時であり、必然の決起だった。

修行僧のような生活。食事は簡素ながら、ミネラルの摂取を心がけた。

その驚異的な長寿もまた、戦場を生き抜くための意志の力だ。己の身体を鋼のように鍛え上げ、88歳まで現役であり続けた。

新たに領地とした伊豆で早雲は『四公六民』という、当時としては驚きの『減税』を表明。 彼が目指したのは単なる武力支配ではない。四公六民という年貢政策は、民の心をつかみ、盤石な基盤を築くための高度な知略だったのだ。

最後の仕上げは、極限まで己を律する家訓『二十一箇条』。嘘はつかない、早寝早起き、規則正しい生活と身体の鍛錬、「清潔にしろ」まで。

中世の闇の中から這い出し、「定命が尽きてしまった」その時から活躍を始めた早雲は、健康を失った瞬間に、何もかも無に帰してしまうことを知っていたのだ。

56歳から始まった、北条100年の物語。

固定された身分制度をひっくり返し、日本の夜明けを刻み込んだものこそ、『健康と長寿』に他ならなかった。

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